こんにちは!
今回は、アニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」略して「とんスキ」についてレビューしていきます!
※一部ネタバレあり
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」のあらすじ
ある日、どこにでもいるサラリーマンが、異世界に勇者を召喚する儀式に巻き込まれて、間違って召喚されるところから始まります。
胡散臭い争いごとや面倒ごとに巻き込まれたくないムコーダツヨシは、自分が勇者ではないことを説明すると、召喚された城をあっさりと追放されることに。
そんなことから国外へ脱出しようとする旅路の途中では、主人公のある意味チート級なスキルを使った料理によって、伝説の魔獣や女神たちと仲間になりながら進んでいく、なろう系冒険ファンタジーとなっています。
原作は当然、小説でコミカライズ版も販売されているのですが、小説版は妄想力想像力を掻き立てられ、色んな想像ができますし、コミカライズ版はわかりやすく簡単に頭に入ってきます。
その一方で、アニメ版のほうは放送時間や1クールの都合上、かなり省略されたストーリー展開になっていますが、次から次へとサクサク楽しめるとも言えます。
しかし、原作やコミカライズされたものを読んでいないアニメから入った勢には、ストーリーに重厚さを感じにくい点は正直あるかもしれません。
アニメ版ならではの表現は、やっぱりオススメ!
このアニメの最大のテーマである料理ですが、さすがアニメと言うべきか、色とりどりのフルカラーでおいしさの表現がふんだんに盛り込まれており、どれもが思わずよだれが出るほど美味しそうに描写されています。
仲間にするシーンでは必ずおにぎりやステーキなど料理が絡むのですが、夜に視聴すると飯テロとほぼ一緒で胃袋にきますね。
本当に危険です(笑)
原作や漫画だとおいしそうには描かれているものの、所詮はイラストなのでまだ良いのですが、アニメ版では直接フルカラーで頭に刷り込まれるので、本当に危険ですね。
料理以外のシーンでは、スライムが進化するシーンがあるのですが、漫画では一瞬の絵として描かれており、詳細な進化シーンが全く分かりませんでした。
そういったところも、アニメ版では進化の一部始終のシーンが描かれていたので、とても分かりやすくて良かったと感じました。
「とんスキ」今後の展望に期待
アニメ放送が今後どれくらい続くのかは分かりませんが、昔のアニメでありがちな総集編アニメを放送してもらわないと、原作やコミカライズを知らない人にはアニメのないシーンを知る機会はないでしょう。
全てが全て原作やコミカライズと全く同じにする必要はなく、可能な範囲でオリジナルストーリーを少し織り交ぜながら展開してもいいと個人的には思っています。
普通の冒険ファンタジーでは満足できない人、料理番組が好きな人、魔物を仲間にするストーリー展開なので、ペットを飼いたいけどなかなか飼えない人などにもオススメですね。
この作品はなろう系小説にある、「俺すげーーー!」のような単なる冒険ファンタジーでは決してありません。
とはいえ、冒険ファンタジーには変わりはないため、血なまぐさいグロいシーンも当然ありますので、そういうシーンが苦手な人には少々不向きかもしれません。
また、女神連合が出てきますが、ちょっとムフフな恰好はしているものの、そういった性的な描写はありません。
エロの描写がほとんど感じられませんので、老若男女問わずだれでも楽しく見られるでしょう。
ただ、先程も言いましたが飯テロでは何回もやられます。
特に、お腹が減っているとき、ダイエット中の方には食欲を強く刺激されるので、そういった方には真面目に注意が必要な作品ではあります。
現代のサラリーマンによくある“上司の
無茶ぶりに巻き込まれる”という一種の
同情ストーリーも含まれているので、上司や会社に振り回されている人にも面白く見られる可能性があります。
この記事がアニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」を視聴するきっかけになれば嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!