アニメ「推しの子」のレビューまとめ

アニメ「推しの子」タイトル
引用元:dアニメストア
(c)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

こんにちは!

今回は、アニメ「推しの子」についてレビューしていきます!

※一部ネタバレあり

アニメ「推しの子」序盤あらすじ

地方都市で働く産婦人科医「ゴロー」は、
12歳で亡くなった患者「さりな」に感化されたのをきっかけに、アイドルグループ「B小町」の「アイ」を熱烈に推していました。

そんなある日、アイが「体調不良」を理由に活動を休止するのですが、傷心のゴローが勤めている病院にとんでもない秘密を抱えてやってきます。

“16歳、未婚。しかも双子を妊娠。”

アイドルにとっては致命的なスキャンダルで、「推し」のアイドルの妊娠という事実に内心複雑な心境のゴローでした。

しかし、アイの

嘘はとびきりの愛」と豪語し、

「母としての幸せ、アイドルとしての幸せ、どっちもほしい。星野アイは欲張りなんだ」と言い切る眩しいまでの心意気にわだかまりを飲み込み、極秘出産に全面協力することを決意します。

けれど、出産日当日“アイを付け狙うストーカー”に声をかけられて殺され、生まれ変わったら“アイの息子(推しの子供)”の「星野 愛久愛海(あくあまりん)」として転生していました。

アニメ「推しの子」第一話がスゴい!

もし芸能人の子どもに生まれていたらと考えたことはある?
容姿やコネクションを産まれた時から持ち合わせていたらと…。

赤坂アカ×横槍メンゴの豪華タッグが、斬新な切り口で「芸能界」を描く衝撃作です。

最初の印象は「アニメの1話目が90分に拡大、かつ、全国の映画館での先行上映+舞台って……」と引いてしまうくらいメディアタイアップしており、
「ヤングマガジン」は売り出す気満々だなあと思ってしまいましたが、赤坂アカ×横槍メンゴのタッグと知り、納得してしまいました。

赤坂アカ先生の「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦」や、横槍メンゴ先生の「チェンソーマン」を知っている方なら、その二人がタッグした作品と言うだけで期待大になりますよね。

出版社や各社メディアが前のめりでメディアミックスするのも納得です。

アニメ「推しの子」今までになかったストーリー性

今回、【推しの子】で面白い点は、やはりそのお話の構想力。

「転生もの」×「芸能界もの」×「サスペンス」という、一見して組み合わせようがなさそうなジャンルが、なぜか破綻することなく魅力的な話として成り立つ不思議。

また、キャラクターが生き生きしており、主役級だけでなく、脇を固めるキャラクターそれぞれにも“見せ場”となるシーンがあります。

登場人物の一人一人にストーリーと独自の考え方があるので、フィクションの話だと分かっているのに、どんどんお話に引き込まれていきます。

序盤で有名かつ印象的なシーンは、やはりアイの「嘘はとびきりの愛」発言のシーンですが、コミックスで読んでみて、アニメでうまく再現してほしいなと思ったのは、有馬かなと共演した「今日あま」のシーン。

もちろんコミックスでも魅力的なシーンですが、「劇中劇」といったらいいのか、
このシーンを読んだ後「あ、自分、アクア推しになっている」と気が付かされます。

山場のシーンではないので、アニメ制作の状況によっては手を抜きがちになるかもと懸念していましたが、細かい小物や演出がはまり、すばらしいシーンになっております。

「推しの子」こんな人にオススメ!

芸能界ものの王道どころだと「ガラスの仮面」また、「スキップ・ビート」「アクタージュ」などなど。

俳優・女優系のコミックが好きな方ははまると思います。

また、アイを陥れたであろう「父親」を探す構図や、その父親に復讐を決意するアクアのストーリーは、先が読めないこともあり「次はどうなるの?」と思いながら読んだり見たりすることになるので、サスペンス好きの人にもおすすめです。

制作陣も声優陣、オープニング曲、エンディング曲も豪華で、おすすめしかないと言ったらいいのでしょうか。

オープニングテーマの「アイドル」は、赤坂先生の書き下ろした小説をもとに、YOASOBIのAyaseさんが作詞作曲しております。

幾多りらさんの透き通るような声は、アイドル調の曲でもとても良く似合い、オープニング映像やYOASOBIのMusic Videoも大変すばらしい内容になっております。

最後にエンディングテーマは女王蜂の「メフィスト」。
こちらは一変してアヴちゃんのミステリアスな声でのしめくくりになりますが、【推しの子】のサスペンスなシーンで「To be continued…」となるのかなと思うと、エンディングクレジットも見逃せませんね!

TOKYO MX 4月12日 23:00から順次各局で放送決定。

配信系では同時刻ABEMAを皮切りに、

  • dアニメストア
  • FOD
  • Hulu
  • U-next
  • NETFLIX
  • Amazon Prime

などでも順次配信予定なので、今から楽しみですね。

この記事がアニメ「推しの子」を視聴するきっかけになれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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