ダイエットに人気の酢キャベツ。
栄養もバツグンで、腸活にも良いです。
しかし、いくらダイエット効果があると言われていても、美味しくなければ長続きは難しいですよね。
酢キャベツはキャベツを酢にしっかりと漬け込むので、強い酸っぱさが特徴的です。
酸っぱいものが苦手な人は、酸っぱい味がまろやかな米酢や、やさしい甘みのあるリンゴ酢で作ってみると良いかもしれません。
毎日続けて摂ることが大切です。
酢キャベツダイエットの効果とメリット
血糖値とGI値
私たちは食事をすることにより血糖値が上昇するのですが、血糖値を上昇させるスピードを表した値を『GI値』 といいます。
GI値の高い食事では、摂取した炭水化物が糖に変わるスピードが早いために急激に血糖値が上昇し、GI値の低い食品はそのスピードは緩やかになります。
急激に血糖値が上昇すると、エネルギーへと消費しきれない分の糖質は、脂肪に変換されて体内に蓄積されてしまいます。
これが、GI値の高い食事で太るメカニズムです。
ここで登場するのが、今回の酸キャベツですね。
キャベツは低GI値の食材としては代表的なものであり、血糖値の上がり方を落ち着かせてくれるので、ダイエットに向いていると言われているのです。
また、お酢に入っているクエン酸が体の内の脂肪をエネルギーに変えて燃えると言われています。
なぜ「お酢ダイエット」が良いといわれているの?
酢には体にとって嬉しい力があると言われていて、 その力の働きがダイエットにつながると考えられています。
酢が持っている力の働きは下記のように挙げられます。
・内臓脂肪の減少を助ける
・血糖値の上昇を穏やかにする
・整腸作用がある
・内臓脂肪の減少を助ける
内臓脂肪とはお腹まわりについた脂肪のことを指します。
たくさんたまると肥満になるだけではなく、 糖尿病などの生活習慣病につながる場合もあります。
キャベツの食物繊維で便秘解消
キャベツには100gあたり1.8gの食物繊維が入っています。
特に、水に溶けにくい不溶性食物繊維が豊富で、腸内の水分を取り入れてくれます。
それにより便の大きさを増やしたり、腸の蠕動運動を活発にして、便を早く押し出す働きがあるのですね!
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ビタミンCで美肌効果も!
キャベツには100gあたり41mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCはメラニンが生じることを抑え、日焼けを起こらないようにする働きがあります。
キャベツに入っている食物繊維は、腸の内の善玉菌のエサとなり、 腸内環境を整えて便秘による肌荒れを起こらないようにします。
食物繊維が多く入っているキャベツは、ダイエットに優れた効果をもたらしてくれるのです。
クエン酸で疲労回復効果
酢に入っているクエン酸の効果も、ダイエットには効き目があります。
クエン酸には腸内環境を整える働きや、 摂取した糖質や脂質をエネルギーへと変換する働きがあります。
しっかりとクエン酸を取り入れることで、より活動が活発になり、ダイエット効果も高いと言われているんです。
疲労回復にも効果的なので、体の調子を良い状態に保つためにも、一つの役目を買ってくれますよ。
酢キャベツで使うお酢の種類
米酢・・・酢のものや寿司に使われお酢で、まろやかな上品な味が特徴的。
クエン酸が豊かに入っていて、体調を整えたいときにおすすめです。
黒酢・・・米や麦を原材料にして作られた酢。
米酢よりも豊かな味わいが深いのが特徴的。
新陳代謝に必要とされるアミノ酸が豊かなことでも有名です。
ワインビネガー・・・ぶどうが原材料の酢。
深みを感じる味の赤と、さっぱりとした味の白の 2 種類があって、抗酸化作用の強いポリフェノールが豊かなことも知られています。
カリウムもたくさん入っているため、体の内の余分な水分を出してむくみを解消してくれる効果も期待できます。
りんご酢・・・リンゴを発酵・醸造させた酢で、他の一般的な酢に比べて酢酸成分が少なく 飲みやすくなっています。
酸っぱいのが苦手という人はりんご酢を試してみてくださいね!
酢キャベツの作り方
- キャベツ 1/2 玉 (450g)を千切りにします。
- 切ったキャベツをポリ袋に入れ、塩小さじ 2 杯をまぶして揉み込みます。
- 2にお酢を 200cc 入れて冷蔵庫で半日からひと晩漬け込んだら完成。
酢キャベツのカロリーは、
1人分(100g)で 32kcal です!
味付けをアレンジしてもOK
酸味のある酢キャベツですが、ずっとそればかりを食べていると飽きてしまう人は多いと思いますので、そういった方は味付けを変えてみるといいです。
塩の代わりに塩昆布を入れると、昆布の旨みがきいて食べやすくなります。
上記の材料はそのままに輪切り唐辛子を入れると、 ピリッと刺激のある仕上がりになります。
酢キャベツのアレンジレシピ
材料(1~2人分)
キャベツ・・・4分の1カット
塩・・・小さじ 2分の1
味の素・・・少々
酢・・・150cc
バジル・・・適量
- キャベツを細切りにする。※外葉以外は洗いません!!
- 切ったキャベツを大きめのボール (保存用タッパーやジップロックでも)に入れ、塩を入れながら揉みこんでいく。
- しなっとしてきたら味の素をふり、再度軽く揉みこんだら、10 分程おく。
- 保存用タッパーや保存袋に移し、酢を入れて漬ける。※酢が全体にかぶらなくてもOK!! 時間と共にしんなりします。
- 漬け込み期間は短くても大丈夫!!翌日でも食べられます。※一晩経つと酸味が和らぎます。
- お皿に盛ってからバジルをかけると美味しいです。
まとめ
今回は酢キャベツについてご紹介しました。
キャベツは低GI値の代表的食材で、食物繊維とビタミンCも摂取でき、ダイエット・便秘解消・美肌効果に有効な食材である事がわかりました。
また、お酢には内臓脂肪を燃やす働きや、中性脂肪を下げる働きも期待できるので、こちらもダイエット中の人にはうれしい食材ですね。
ここで紹介したレシピのほか様々なアレンジなどで、ひと手間を加えて楽しめるのが酢キャベツを美味しく続けられる魅力です。
この機会に、これからの食生活に酢キャベツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
oshibori100でした!