「約束のネバーランド」のアニメレビューまとめ 

アニメ「約束のネバーランド」タイトル
引用元:dアニメストア
(c)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

こんにちは!

今回は、アニメ「約束のネバーランド」についてレビューしていきます!

※一部ネタバレあり

50人以上の孤児たちが、血の繋がらない家族として1人のママのもとで暮らす孤児院【GF(グレイス=フィールド)ハウス】が舞台です。

子供たちは、里親が見つかると孤児院【GFハウス】を旅立って行くのでした。

ある日、6歳の幼い妹に里親が見つかり【GFハウス】を旅立つことに…。

旅立ちの夜、別れを惜しみながらも出発するのですが、お気に入りだったぬいぐるみを忘れていってしまいます。

主要キャラであり最年長の2人が幼い妹の忘れ物に気付き、すぐにそれを届けに追いかけます。

しかし、そこには変わり果てた幼い妹の姿が…。

最年長の2人は、妹が里親の元に行ったのではなく、鬼のような奇妙な生き物の””として出荷されているという事実に気付いてしまうことに…。

2人は、自分や他の子達が“食用”として育てられていることを知り、子供たちを育てている“農園”である【GFハウス】を脱出する計画を立てるという話です。

アニメ「約ネバ」序盤の印象的なポイント

このアニメを見始めた頃は、暗くてリアリティーのない話だと少し感じましたが、1話目の中盤をターニングポイントとして、話が次々と進み始めます。

数十人の子供達が鬼たちの“食用”のために暮らしていた監視だらけの“農園”から、今までの制限ある生活の中で培われた、素晴らしすぎる体力や知識を使って逃げ出そうとしているエピソードが続きます。

そのハラハラした緊迫感を感じられることが、私がこのアニメにハマった理由であり、最大のおすすめポイントです。

里親の元に行ったはずの幼い妹は、本当は出荷されていて、鬼のような怪物の餌として殺されてしまっているシーンがとても印象深いです。

怖いという感情と同時に、この先どうやって話が展開されていくのだろう…というワクワク感にも駆られました。

さらにこのシーンでは、里親の元へ旅立つ幼い妹がみんなとのお別れをする時に、実際は“飼育している側”であるママをとても尊敬しているのです。

幼い妹の、「大きくなったら、ママみたいに優しくて好かれるママになるからね!またね!」という別れの挨拶があるのですが、その後に出荷されて食べられてしまう光景を目にした最年長2人の気持ちを考えると、とても辛く悲しい気持ちになりました。

孤児院という殻を被った農園【GFハウス】

このアニメに出てくる子供たちは、良い状態で出荷されるために、何年もかけてとても丁寧に育てられています。

  • 高レベルの教育を受けて身につけた頭脳
  • 毎日の鬼ごっこで鍛えられた体力

子供たちが自分たちの身を守るために、これらの能力をうまく使って脱出に近づいていく様子は、見ていてとても面白いし、すごいなと思いました。

小学生の年齢でありながら、あんなに大きく脱出が難しそうな建物から、自分だけではなく周りの一緒に育ってきた子供たちも連れて安全に逃げようと計画を立てている時に、当時の年齢では考えられないような思考力や道徳観には学ぶことも多かったです。

最年長は3人いて、その子たちが中心となって計画を立てながら進んでいくのですが、途中で1人の男の子の“出荷”が決まってしまいます。

それまで3人で計画を練っていて、もうすぐ脱出を試みる日というような状況の中で、人気者でもあった子が餌食になってしまうのです。

最年長同士の昔からの思い出の回想シーンはとても感動的でした。

また、出荷から逃れることは無理だと諦め切ったその男の子が、長年一緒に暮らしてきた兄弟には逃げ切ってもらいたいという思いで残した作戦のメモに、その犠牲になってしまった男の子の勇気と優しさを感じました。

「約束のネバーランド」は、いろんな人にオススメ!

アニメが好きな方にはもちろんですが、

  • 普段アニメに親しみがない
  • アニメに興味がない
  • アニメにハマらない

という方にもお勧めできる作品です。

私は、エピソード自体12話しかなく2日で見終わりました。

中には、あらすじだけを見ると、

「現実味がなく面白くなさそうだ」

と思う方もいるかもしれませんが、見始めるとハラハラドキドキする緊迫感を感じられ、ドップリと沼にハマってしまうこと間違いなしです。

この記事がアニメ「約束のネバーランド」を視聴するきっかけになれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました